作者:李學仁 先生
作品:蒼天航路
キャラ:関羽雲長
侠のボス「鬼嚢(きのう)」として、貧しい民を助けていた劉備玄徳とその部下達は、同じく侠として美髯団(びせんだん)を率いる関羽と、その弟分である張飛と遭遇する。
張飛一人に複数の部下を一瞬で殺された劉備は、これ以上部下を殺される事を避けるため、関羽のもとに降る事を決意する。
美髯団の拠点に連れてこられた劉備に対して、文武両道の関羽らしい哲学的な一言目である。
後漢末期の荒廃した中国を嘆く関羽。
宦官主導の賄賂政治に、民衆達はひどく搾取され、民を救うために劉備にも美髯団に入れと命じる。
関羽の配下となる事を拒んだ劉備に対して首を出せと怒る関羽は、何のために侠を率いて楽しみ生きるのかと問う関羽。
劉備もまた民を救う為に戦っているのだと知った関羽は、青龍偃月刀を収めて、謎の後ろでんぐり返しをする。
この辺の狂気っぽさが蒼天航路のぶっ飛んだキャラデザインの魅力です。
劉備の志を知った関羽と張飛は、劉備の下で天下を目指す事を決めるのである。
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