naniwosurudala

作者:荒木飛呂彦 先生

作品:ジョジョの奇妙な冒険
キャラ:ジョナサン・ジョースター

昔、ジョナサン・ジョースターの父親は馬車の事故で妻を失ってしまった。
たまたま事故現場に通りがかったディオ・ブランドーの父親は、気絶していたジョナサンの父親から物を盗んでいたが、目を覚ましたジョナサンの父親は助けに来てくれた恩人と勘違いをしていた。

その後、ディオの父親が病死し、孤独の身となったディオは、父親の縁でジョースター家に居候をする事になる。
ディオがジョースター家に到着し、初対面の相手に友好的に接するジョナサンだったが、ディオは駆け寄って来たジョナサンの愛犬ダニーをいきなり蹴り飛ばす。

怒ったジョナサンが興奮して、つい田舎者の言葉が出てしまったのかと思いきや、実はこの名言は単行本版への誤植によるものであった。
誤植から生まれたレアな名言であり、単行本の方も66刷版から修正されたようだが、逆にそれまで修正されなかった事がこの名言を伝説的存在にしていると言えるだろう。


力強いボギャァァという効果音でダニーを蹴り飛ばすディオ様。
何をするだァ2

蹴られて瀕死の可哀そうなダニー。
もしその場に世界一の愛犬家である狗法眼ガルフ様がいたらディオ様も第一話にて短い生涯を終える事になっていただろう。
何をするだァ3

盗みに来ただけなのに、恩人扱いを受けるディオの親父。ディオ様と血がつながっているとは思えない醜悪で下劣なオヤジである。
なっ!何をするだァーッ1

そんな父親を心底軽蔑し、墓に唾を吐くディオ様。心暖まるシーンですね。
父親に似たのか、環境がそうさせてしまったのか、インテリにも関わらず捻くれた外道の青年になってしまった。
なっ!何をするだァーッ2


なお、最初に雑誌に掲載された時点ではちゃんと「なにをするんだァー」と言っていたようですね。
何をするだァ4