作者:荒木飛呂彦 先生
作品:ジョジョの奇妙な冒険
キャラ:カーズ
柱の男、最後の一人となったカーズは、エイジャの赤石を賭けたリサリサとの一対一の決闘に臨む。
しかしカーズは正々堂々と決闘をするつもりなど無く、隠していた影武者を使いリサリサを不意打ちで戦闘不要にする。
瀕死のリサリサの美脚をギターのように掻き鳴らし、エロティックな手つきで「ウィンウィンウィン」と言うお茶目なカーズ様に、興奮した腐女子の読者は星の数を超えるだろう。
正々堂々と決着をつけたくなったと、白々しい嘘をつくカーズ様。
リサリサの胴体を背後から突き刺したカーズ様。
誇り高かったワムウとは違い、目的のためならば約束を破る事など気にしないのだ。
騙しただけでなく、ウザい挑発も欠かさないカーズ様。
冷静・冷酷なかっこいいキャラのラスボスだったのに、急に小物感が漂ってくる。
心なしかイケメンだった顔面もアミバ様のような悪党面に変わってしまった。。
最小限の労力とリスクで最大限の結果を出す事が真の戦闘であると、結果至上主義を語るカーズ様。
卑怯な手段も合理性の一部であるという主張は一理あるのだが、正義や友情が信条である少年ジャンプ的にはアウトである。
リサリサを人質にしてジョセフの動きを封じたカーズ様と、外道行為を非難するジョセフ。
そこまでして勝利にこだわったカーズ様であったが、最後はジョセフとシュトロハイムの決死の攻撃により、大噴火の爆風で宇宙へと飛ばされ、永遠の時を生きる超越者となるも地球に戻る事はできなくなったのであった。。
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