作者:原哲夫 先生
作品:北斗の拳
キャラ:ハート様
シンの部下の中でも最強のハート様が、ケンシロウに「ブタを飼っているのか?」と聞かれてブタのような笑い声と共に登場するシーン。
北斗の拳のアニメやゲームが大人気だった時代に、多くの太った小学生のあだ名がハートだった事を考えても、ハート様が世の中に与えた影響は人類史に残るものだと言えるだろう。
てめえ自身でブタみたいな笑い方をしているにも関わらず、ブタ呼ばわりされて怒るお茶目なハート様。
遠近法を無視したそのゾウ並の巨体と紳士的な話し方からハート様の偉大さが伝わって来る。
ハート様のブタのような豊満ボディはケンシロウの拳をクッションの様に吸収するため、経絡秘孔を突いて内部から破壊する北斗神拳が通じないのだ。
しかしハート様いくらなんでもデカ過ぎである。
ハート様の張り手を食らい、地面に這いつくばるケンシロウに、ファッファッファッファッと高貴な笑いをかますハート様。
無敵の強さを誇っていたケンシロウにダメージを与えた最初のキャラは偉大なるハート様であった。
そんな最強のブタであるハート様だが、「ひでぶっ」という伝説的な名言を残して散る。
なお、このケンシロウの「ブタと話す気はない」というセリフですが、大人の事情により紆余曲折がありました。
個人的には「ブタはブタ小屋に行け」が一番好きですが皆さんはどれが好きですか?
コメント
コメント一覧 (3)
これはたぶん被差別民の仕事に獣の屠殺が入っていて…的な配慮なんでしょうが
そこまで直接的に気にならない場面でも大事を取って自主規制…というのが
こういう業界のマナーになっている部分はあるんでしょうね
個人的に「ブタ小屋へ行け!」はちょっとマイルドな感じがしますね
素直に従うなら追い討ちはかけないというか、ケンにしては珍しい反応です