マンガメ

管理人による独断と偏見で、漫画・アニメ・ゲームの名言(迷言?)をご紹介!

カテゴリ: 福本伸行 先生

肉焦がし
肉焦がし骨焼く鉄板の上でも2


作者:福本伸行 先生

作品:賭博黙示録カイジ
キャラ:兵頭和尊

カイジとのEカードでの勝負に負けた利根川は約束通りカイジと死んでいった仲間達に対して土下座で詫びる事になる。
利根川の雇い主で、ラスボス的存在である兵頭先生はただの土下座では誠意の有無が分からないと述べ、肉焦がし骨焼く鉄板の上で10秒以上土下座をするように利根川に命じるのであった。
身内であっても敗者には容赦しない、兵頭先生の愛情あふれる一面が見られる名シーンである。


今まで誠意の無い口ばかりの謝罪を受けてきた兵頭先生。
安い土下座に意味は無く、金を返す事ことが唯一の誠意の表明だと主張する。
肉焦がし骨焼く鉄板の上でも3



自力では焼き土下座に耐えられない人のために、土下座強制機を用意して黒服の支援までつけてくれる親切な兵頭先生。
肉焦がし4


洗練されたデザインの土下座強制機。社畜の教育用にオフィスに一台は欲しくなるブラック企業の社長は多いだろう。
肉焦がし骨焼く鉄板の上でも6



一方で自力で焼き土下座をやりきり根性を見せた利根川。
登場した頃はラスボス感のあった利根川ですが、しょせんは兵頭先生に使われるだけの中間管理職サラリーマンにすぎんかった訳です。
肉焦がし5
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金は命より重い1

作者:福本伸行 先生

作品:賭博黙示録カイジ
キャラ:利根川幸雄

落ちたら大怪我をする鉄骨渡り第一ラウンドをクリアし、賞金2千万円の引換券を手にした佐原であったが、それを換金するには今度は命懸けの第二ラウンドをやらなければならないと言われ、憤慨した佐原に対して利根川が放った一言。
参加者を騙しておいてものすごい上から目線で、言っている事は正しい部分もあるが、参加者達は借金を背負っているものばかりで、弱者の弱みに付け込む外道である。

2千万円という大金をサラリーマンが稼ぐことがいかに大変かについて熱く教えてくれる利根川先生。勉強になります。
金は命より重い2

ゲスな上司にへつらい、取り引き先にはおべっか、まさに日本のサラリーマンの現状の的を得た正論に共感し涙を流した社畜も多いだろう。。
金は命より重い3

日本が誇る社畜に比べて努力をしてこなかったカイジや佐原のような人間が大金を手に入れるには命を張るしかないのだ。
金は命より重い4
金は命より重い5

なお、浦沢直樹先生のモンスターにでてきたエヴァ・ハイネマン先生も、利根川先生に共通した事を言っている。つまり人の命の価値はその人間がどれほどの金や権力を持っているかによって決まるという事だ。
この世知辛い弱肉強食社会の真理をついた先生達の格言はいつも勉強になりますね。
金は命より重い6



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馬鹿もーんっ…!

作者:福本伸行 先生

作品:賭博破戒録カイジ
キャラ:大槻太郎(大槻班長)

地下チンチロリンの勝負でシゴロ賽を使ったイカサマをカイジに見破られた大槻班長は、苦肉のノーカウント戦術を行った結果、イカサマを行ったペナルティとして勝負の続行と・カイジ達も特殊賽を使ってもOKという条件を飲む。
カイジ達もシゴロ賽を使うものだと思っていた大槻班長は、どんなに負けても2倍払いで済むと内心ほくそ笑んでいたが、カイジは大槻を倒す秘策として5倍払い確定となるピンゾロ賽を用意していた。
そんなピンゾロ賽を見た時の大槻班長の心からの叫びである。


カイジ達がピンゾロ賽を使用することを断固拒否する大槻だったが、仲裁に入ってきた黒崎に自業自得と判定される。
馬鹿もーんっ…!2
馬鹿もーんっ…!3


完全に追い込まれ腰巾着の石和と沼川も沈黙、全財産を失うと分かっている勝負をせざるを得なくなり泣き崩れる大槻班長。
馬鹿もーんっ…!4


大槻班長が懸命に頑張って他人を騙し貯め込んだ1825万3000ペリカの大汚金を、カイジ達に奪われ歩く事もできない大槻班長。このような偉大な男であっても一瞬のミスが命取りになるのだと教えてくれる。
馬鹿もーんっ…!5
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