作者:原哲夫 先生
作品:北斗の拳
キャラ:ハート様
どちらかというとザコキャラに属するにも関わらず、メインキャラと同じレベルの扱いでゲームに登場したり、北斗の拳の人気者で屈指の名言製造機であるハート様。
普段は温厚で優しく、紳士的なハート様なのだが、自分の血を見ると「いてえよ~」と言いながら周りの人間をつい虐殺してしまうというお茶目な面を見せてくれる。
イライラしているモヒカンは、弱い労働者であるバーテンに八つ当たりしてぶん殴る。
優しき上司であるハート様は部下のモヒカンを制止する。
労働者が支えているからこそ社会が成り立っている事を理解するハート様は、バーテンに優しく語り掛ける。
まさに理想の上司、一生ついていきたくなる上司である。
しかしそんな完璧なハート様も、ガラスの破片で手を切り、自分の血を見てキレてしまい、ついバーテンをぶっ殺してしまう。
どんなに優れた人間でもたまにはうっかりミスをするという事である。
バーテンを殺してもなお暴走するハート様は、部下のモヒカン達にも襲い掛かる。
モヒカン達はハート様を気絶させるためにこん棒を一斉に投擲するも、ハート様のブタみたいな豊満ボディに吸収される。
肉に埋まったこん棒を一気に射出してモヒカン達を虐殺するハート様はまさにバケモノ。
普段は優しい上司だが、たまに部下を虐殺してしまう、そんな所も含めて魅力的なハート様である。
その後、ケンシロウと対決するハート様は、ブタのような笑い声を出しながら登場したり、「ひでぶっ」という伝説的な断末魔を残して去っていくも、読者に忘れられない存在として記憶されるのである。