イジメッコサンドイッチのできあがりー1

作者:林田球 先生

作品:ドロヘドロ
キャラ:心と能井

藤田と恵比寿は二人で歩いていた所、藤田の知り合いであるピエロマスクの二人組に遭遇する。
ピエロマスク達は藤田に対して、パートナーである松村を殺されたにも関わらず、仇も討たずに情けないやつだと恵比寿の頭にチョップしたり、藤田をボコしたり、自分達よりもさらに弱いものを虐めて楽しんでいた。
そこに偶然現れた心と能井は、ピエロマスク達を一瞬でぶっ殺し、死体でサンドイッチを作るという芸術を披露し、藤田と恵比寿を助けたのであった。

虐めただけでも一瞬でぶっ殺される世界観こそまさにドロヘドロの魅力である。
林田先生のクレイジーで図抜けたセンスを感じます。


藤田に絡むピエロマスクの二人組。藤田もそうだが下っ端感が丸出しである。
イジメッコサンドイッチのできあがりー2

ピエロマスクは恵比寿の頭にチョップして「キュッ」という変な音を出す恵比寿をからかって遊ぶ。
イジメッコサンドイッチのできあがりー3

しかし現れた能井に、本物のチョップを見せつけられ身体を一刀両断されてサンドイッチのパン部分のできあがり。
イジメッコサンドイッチのできあがりー4

もう一人のピエロマスクは心に心臓を抜き取られ、サンドイッチの具の部分となるのであった。
イジメッコサンドイッチのできあがりー5

この後で情けなく助けられて恵比寿を守れなかった藤田は、心と能井にオレを鍛えてくれと懇願するのですが、「めんどくせぇ」と断られてしまう。
少年漫画であれば鍛えられた藤田が強くなったのであろうが、そんなベタなストーリーはドロヘドロの世界には不要なのだ。