メッシャアーッ1

作者:荒木飛呂彦 先生

作品:ジョジョの奇妙な冒険
キャラ:トニオ・トラサルディーのトマトっぽいスタンド(パール・ジャム)

道を歩いていた仗助と億泰は、新しく開店したイタリア料理店を発見し、イタ飯好きの億泰に懇願されて二人は店に入る。
その店はイタリア人シェフのトニオが一人で経営していたが、メニューが無いという不思議な店であった。
トニオはそのスタンド能力、パール・ジャムの力で客の健康状態を分析し、客の体調が良くなる美味しい料理を作るが、料理を食べた億泰の身体に起こる異常な現象を見て、仗助はトニオがスタンド使いではないかと怪しむ。
仗助はクレイジーダイヤモンドの復元能力によって、億泰が食べていた娼婦風パスタからパール・ジャムのトマトっぽい本体を出現させた際のセンスある謎の叫び声である。


最初に出された美味しすぎる水を飲んだ億泰は、眼球がしぼむ程に涙を流した後に、寝不足が完全回復する。
メッシャアーッ2

次に出された前菜のモッツァレラチーズとトマトのサラダを食べた億泰は尋常でない量の垢を肩から排出し(汚ねえ。。)、肩こりが完全回復する。
メッシャアーッ3

次に出された娼婦風パスタを食べた億泰は、虫歯2本が吹っ飛んで抜けて新しい歯が速攻で生えてきた。
メッシャアーッ4

「メッシャアーッ」を確認した仗助は、トニオを問いただす為に厨房に侵入するも、トニオは怒りの形相を向ける。
メッシャアーッ5

じつはトニオは手も洗わずに厨房をベタベタ触った仗助に非常識だと怒っていただけで、真のプロフェッショナルな客想いの料理人であった。(仗助に包丁を投げつけたけど。。)
メッシャアーッ6

こんなレストランにぜひ行ってみたいものです。
荒木先生のイタリア愛を感じるキャラクターで、ほとんどが狂人との闘いの日々であるジョジョには珍しく平和的なエピソードであった。