佞言絶つべし1

作者:李學仁 先生

作品:蒼天航路
キャラ:関羽雲長

劉備と出会い行動を共にする事を決めた関羽は、劉備からの依頼によって太平道の首領である張角を訪れる。
腐敗した漢帝国に反旗を翻す太平道は、弱い民を救うべく勢いを増しており、関羽は張角の目指す所を見極める為、問答を行う。
張角は関羽に対して、「あなたは後世にて神になるだろう」と述べるも、関羽はそれを張角の佞言(ねいげん。こびへつらう言葉)と捉えて気合で跳ね返し、張角の服がビリビリに破けるという離れ業を見せつけたのであった。


関羽が仕える限り、劉備はいずれ天子になると予言する張角。
現に劉備は漢中王や蜀の皇帝になるので予言は当たっている。
佞言絶つべし2

後世に関羽が神となる事を予言する張角。
現に関羽は関聖大帝として神格化され、侠として強きをくじき民を助け、二君に仕えなかった忠節と、荊州の領土を守ろうとして魏と呉の名のある武将を屠りつつも殉死した武勇と共に、現代でも中国の民に愛される英雄である。
佞言絶つべし3