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管理人による独断と偏見で、漫画・アニメ・ゲームの名言(迷言?)をご紹介!

タグ:十常侍

悪党には悪党の報いがある1

作者:李學仁 先生

作品:蒼天航路
キャラ:董卓仲穎

甥を皇帝にする事に成功した何進は、袁紹からの進言に従って腐敗政治の元凶で権力を握っていた宦官集団を誅滅すべく、全国の将に兵を連れて首都である洛陽に集合するように号令をかけた。
宦官の中心的存在であった十常侍の筆頭、張譲(ちょうじょう)は、その動きを先読みし皇帝を連れ出し、北方地域の将で力と野心を持っていた董卓に恭順を示して影響力を保とうとする。
しかし董卓は宦官の弊害や張譲が私利私欲のために悪行を重ねてきた事を知っており、また董卓自身もまた無情な狂人であったため、董卓の無法の量を読み違えた張譲は皮剥ぎの上で凌遅刑(りょうちけい)という最悪な処刑方法を宣告されるのであった。


董卓に刑を宣告される張譲。外道に相応しい死に方であるが、董卓もまた稀代の外道である。
悪党には悪党の報いがある2

その後、皇帝と首都を支配下に治めた董卓は、酒池肉林を楽しみ、暴政の限りを尽くす。
少しでも気に入らない人間は釜茹での刑に処される。
悪党には悪党の報いがある3

釜茹でにした人間でスープを作り、美味しそうに食べる董卓さんと、ゲロを吐く軟弱な文官たち。
董卓さんの無駄のないエコ意識の高さが伺えますね、環境汚染に苦しむ現代の中国にまさに必要な偉人である。。
このような狂った悪役がいるからこそまた三国志は面白いのだ。
悪党には悪党の報いがある4
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ならばよし1

作者:李學仁 先生

作品:蒼天航路
キャラ:曹操孟徳

洛陽北部尉の地位についた曹操は、首都の治安を乱れを正すべく、城門の夜間通行禁止令を出し、何人であってもこの令を犯すものは厳罰に処す事を宣言した。

皇帝を篭絡し権力を握っていた宦官集団である十常侍の一人、蹇碩(けんせき)の叔父にあたる蹇朔(けんさく)は、自身もまた皇帝の側近くに仕える大官であり、夜間通行禁止令を無視して城門を通ろうとした。
しかし曹操は令を犯す者は例外なく罰を与えるという原則に従い、権力や賄賂をチラつかせる蹇朔に、22打擲(デカい棒で背中を22回殴られる)の刑を執行する。
1打目の打擲を受けた蹇朔は、無様に叫びながら恐怖のあまり絶命し、「ならばよし」とミッション完了を宣言する爽やかな曹操であった。


令を破りながら、自分の偉さをアピールし、逆にオレが曹操を打擲してやるから連れてこいとイキがる元気いっぱいの蹇朔さん。
ならばよし2

しかし曹操に自由を奪われて打擲の刑を宣告されると、蹇碩の名前を出して賄賂で勘弁してくれと懇願する。
ならばよし3

曹操は賄賂を受け取らず、あくまでも令を破った者には平等に罰を与える。
たった一発の打擲でみっともなく泣き叫ぶ蹇朔さんは、醜悪で自分より弱いものには強く、賄賂を行う恥知らずで、1打擲にも耐えられない根性無しという、完璧なるカスであった。
ならばよし4

叔父である蹇朔を殺された蹇碩は、曹操に復讐を企てるが、蹇朔を馬鹿にされ図星すぎて顔を赤らめ恥ずかしがる。
死してなお名を遺した蹇朔さんは、まさに中国を象徴する偉人と言えよう。
ならばよし5
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