ぱらららっ1

作者:田口雅之 先生

作品:バトル・ロワイアル
キャラ:桐山和雄

殺し合い開始直後、桐山和雄が率いていた不良グループの中でも最も桐山をボスと慕っていた沼井充は、桐山と合流するために島の南端に到着した。
しかしそこで充が見たものは既に殺されていた不良仲間達(デブの黒長博とロン毛の笹川竜平)だった。
殺し合いのゲームに従う意思を決めた桐山は自分の手下から殺害をしており、最後に合流した充を殺害した際に放ったマシンガンの音の声真似である。
自分を慕う手下を殺害しても顔色一つ変えない無機質な発言は桐山さんの人間性をよく表している。

今作のラスボス的キャラである桐山和雄は、女ボス的存在の相馬光子と殺人数を争う2大悪役の一角である。
だがそんな相馬光子を始め、杉村弘樹、三村信史といった強者たちを全て殺害したのはこの桐山和雄である。


コイントスでこの殺し合いをさせた政府と戦うか、またはゲームに乗ってクラスメイトを殺すかを決めた桐山さん。モラルという感情が無いため、彼にとってはどちらでもいい事なのだ。
ぱらららっ2

登場時既に死んでいた可哀そうなデブの博とロン毛の竜平。
それでもボスを信じたい愚かにも従順な充。
ぱらららっ3

図書館で生意気な充をボコしていた中3の不良3人組を、デカい本であっさりボコす桐山さん。
しかしこの中3の不良たちはボディビルダー並みの中3とは程遠いガタイにも関わらず、北斗の拳のザコばりにあっさりやられる。
この一件から充は桐山をボスと崇め忠誠を誓うのだった。
ぱらららっ4

パワハラ好きの脳筋体育教師のジャガーこと坂口健一郎は、得意の柔道の授業で生意気な桐山をボコそうとするも返り討ちに遭い目玉をえぐられる。
ぱらららっ5

そんな天才的だが冷徹なロボットのような桐山和雄だが、実はエリート一家の生まれで幼少時代は明るく優しい少年だった。
ぱらららっ6

だが交通事故により母を失い脳に障害が残ってしまった桐山和雄は、喜怒哀楽の感情を失ったロボットと化してしまったのだった。
最後は七原秋也、川田章吾、中川典子の3人の連携に敗れるも、その人間離れした強さは一人だけ別次元のものであった。
ぱらららっ7
ぱらららっ8