作者:手塚治虫 先生
作品:ブラック・ジャック
キャラ:マカオの医者
マカオのチンピラに襲われて足を大怪我したブラックジャックだったが、運び込まれたマカオの病院で、医者から足を切断するしかない、でもカニ座だったらまた生えてくるかもとブラックジョークを言われる。
話がシリアスになり過ぎないようにするためか、手塚先生は所々にこういうジョークを入れてきます。
結果的にブラックジャックは同じ日に他界した父親の足から組織を移植して、自分で足を治療してしまう。
実はこのチンピラは、ブラックジャックの父親と再婚した中国人の継母の差し金だった。
そんな母親を非難するブラックジャックの腹違いの妹・小蓮。
空港でブラックジャックに復讐しようとするチンピラから身を挺して兄を守った小蓮。
心臓に撃ち込まれた銃弾に、もはや治せないと判断したと思われるブラックジャックはその場を去る。
継母は利己的で強欲な行動の結果、実の娘を失った。まさに因果応報である。