マンガメ

管理人による独断と偏見で、漫画・アニメ・ゲームの名言(迷言?)をご紹介!

タグ:曹操

董卓が ぶばっ1

作者:李學仁 先生

作品:蒼天航路
キャラ:孫権仲謀

袁紹を倒し中国の北半分を手中に治め、天下人に最も近い位置にいる曹操は、次のターゲットとして荊州へと侵攻し、荊州を治めていた劉琮は戦う事もなく曹操に降伏する。
荊州の客将となっていた劉備は、曹操軍の追撃をかわし夏口に逃れ、揚州の孫権との同盟を模索し、軍師である諸葛亮孔明を孫権の元へと派遣した。

孫権の部下達は、志半ばで倒れた孫堅・孫策の悲願の為にも曹操と戦うべしという主戦派と、民を戦果に巻き込まないためにも降伏すべしという降伏派に分かれていた。
曹操は大軍勢を率いて長江を下り、孫権軍にまさに迫ろうとしている最中、部下に決断を迫られる孫権は、ゴロゴロ転がりながら屁をぶっ放すという大物ぶりを見せつけるのであった。
臭そうな豪快な屁に、孔明も思わずのけ反った。


孫権は部下達に、その無垢な感情からあふれ出る問いを投げかける。
何が乱世を引き起こしたのか、天子や董卓が悪かったのか、そもそも天子とは何か、父の孫堅や兄の孫策は天下人の器にありながらなぜ道半ばで死んだのか。
董卓が ぶばっ2

そして孫権の天命とは一体なんなのか、国や天下や歴史とは何を意味するのか?
董卓が ぶばっ3

それらの答えを知るために、孫権は曹操と戦う事を決意するのであった。
董卓が ぶばっ4
董卓が ぶばっ5

虎や猛禽を自然と飼い慣らし、転がったり謎のジャンプをしながら放屁をかます狂気を見せつつも、無垢なる心で人心を感じ取る孫権の大器を見せつける名シーンである。
董卓が ぶばっ6
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

ならばよし1

作者:李學仁 先生

作品:蒼天航路
キャラ:曹操孟徳

洛陽北部尉の地位についた曹操は、首都の治安を乱れを正すべく、城門の夜間通行禁止令を出し、何人であってもこの令を犯すものは厳罰に処す事を宣言した。

皇帝を篭絡し権力を握っていた宦官集団である十常侍の一人、蹇碩(けんせき)の叔父にあたる蹇朔(けんさく)は、自身もまた皇帝の側近くに仕える大官であり、夜間通行禁止令を無視して城門を通ろうとした。
しかし曹操は令を犯す者は例外なく罰を与えるという原則に従い、権力や賄賂をチラつかせる蹇朔に、22打擲(デカい棒で背中を22回殴られる)の刑を執行する。
1打目の打擲を受けた蹇朔は、無様に叫びながら恐怖のあまり絶命し、「ならばよし」とミッション完了を宣言する爽やかな曹操であった。


令を破りながら、自分の偉さをアピールし、逆にオレが曹操を打擲してやるから連れてこいとイキがる元気いっぱいの蹇朔さん。
ならばよし2

しかし曹操に自由を奪われて打擲の刑を宣告されると、蹇碩の名前を出して賄賂で勘弁してくれと懇願する。
ならばよし3

曹操は賄賂を受け取らず、あくまでも令を破った者には平等に罰を与える。
たった一発の打擲でみっともなく泣き叫ぶ蹇朔さんは、醜悪で自分より弱いものには強く、賄賂を行う恥知らずで、1打擲にも耐えられない根性無しという、完璧なるカスであった。
ならばよし4

叔父である蹇朔を殺された蹇碩は、曹操に復讐を企てるが、蹇朔を馬鹿にされ図星すぎて顔を赤らめ恥ずかしがる。
死してなお名を遺した蹇朔さんは、まさに中国を象徴する偉人と言えよう。
ならばよし5
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

↑このページのトップヘ